レイアウトには目的がある。

初心者がデザインを作ると、レイアウトがまとまらなくて時間がかかったり、色やフォントが決まらなくて迷走してしまうなんてことありませんか?

そんな時、一度作ることから離れて、デザインの目的は何だったか?ということに立ち戻ってみるといいと思います。

作ってる途中で忘れてしまったり、ブレてしまったり、そもそも目的を持って制作に取り掛かってなかった、なんてことのないように。

デザインは目的を持って作ることで時間短縮にもなります。

目的を明確にする、情報整理のコツをまとめてみました。


目的を明確にする

制作を始める前に、何を目的として作るのかをはっきりさせておきます。

美容院を例として、こちらの原稿を元にチラシをつくると仮定して説明していきます。

チラシに入る内容を整理する

  • 告知内容…リニューアルオープン。先着順にプレゼントがある。
  • 補足内容…夏季限定でトリートメント20%OFFを実施。
  • 基本情報…メニュー等の料金表、店名、住所、電話番号、URL
  • 写真…3点

この内容の中で何を一番に伝えるのかで、チラシの方向性コンセプト)が決まります。

チラシの目的集客です。どんな呼び込みでお客さんを集めるのかを決めます。

内容を見ると3つの言いたい事があります。

  • リニューアルオープンすること
  • 先着順にプレゼントがあること
  • 夏季限定でトリートメント20%OFFを実施していること

この中のどの方向性で作るのかによって、チラシのレイアウトが変わってきます。

チラシのデザイン例

試しにこの3つの方向性でレイアウトしてみました。

①リニューアルオープン
②先着順にプレゼント
③トリートメント20%OFF

①リニューアル告知
リニューアルをバーンと大きく、店内の写真をメインにして“店内キレイになったからお店に来てね〜”とデザイン。

②プレゼント告知
一番にプレゼント告知をドーンと大きく、イラストを使って“プレゼントあげるからお店に来てね〜”とデザイン。

③サービス告知
サービスのベネフィット(得られる効果)を強調して、20%OFFを目立たせ“綺麗な髪がお得な値段で手に入るからお店に来てね〜”とデザイン。

方向性によってチラシのデザインが決まる

美容院のリニューアル告知をしたいならシンプルに①ですよね。

しかし、美容院のようなお店のお洒落な雰囲気よりも、安さを売りにしているようなお店だったら(中古車販売のチラシとか)②のプレゼントで集客する戦略の方が効果的なチラシになる場合もあります。

③は季節的にニーズが高まるサービスがあるなら、それを前面に出した方が効果的なチラシになります。

まとめ

このように情報量は一緒でも、一番に何を伝えるのかによって、デザインの方向性が変わってきます。

何を一番に伝えたいのかは、デザイナーが決めることではなく、クライアントが決めることです。制作する前にクライアントに確認して目的を明確にしておくことで、正しい方向性で制作を進めることができます。

そして、一番に伝えたいこと(主役)と、そうではない事(脇役)の情報の整理ができたら、デザインを始めます。

主役は目立たせ脇役はそれなりに、しっかりメリハリをつけてデザインをする事で、目的がはっきりしたチラシに仕上がります。

目的もなく作り始めると中途半端になってしまい、ごちゃごちゃとして何を伝えたいのかはっきりしないチラシになってしまいます。